NEWS

新着情報

キービジュアル
ブログ

pHと洗車の関連について

洗車において、pH(ペーハー)値は非常に重要な要素です。pHとは、水溶液中の水素イオン濃度を示す尺度であり、0から14までの数値で表されます。pH7が中性で、それ以下は酸性、それ以上はアルカリ性を示します。洗車におけるpHの理解と適切なpHバランスの製品選びは、車の外観を保ち、塗装や表面を保護するために欠かせません。

★ pHと洗車用ケミカルの関係

1. 酸性洗剤(pH0~6)
- 酸性の洗剤は、特に頑固な水垢やカルシウムの蓄積を除去するのに効果的です。ホイールクリーナーや水垢除去剤は、酸性の製品が多いです。しかし、酸性が強すぎると塗装や金属部品にダメージを与える可能性があるため、使用には注意が必要です。

2. 中性洗剤(pH7)
- 中性の洗剤は、塗装面やその他の車の外装に対して最も優しいです。通常の洗車用シャンプーは中性であり、定期的な洗車に最適です。中性洗剤は塗装やワックス層を傷めることなく、汚れを効果的に落とします。

3. アルカリ性洗剤(pH8~14)
- アルカリ性の洗剤は、油脂や頑固な汚れを除去するのに優れています。エンジンクリーナーや脱脂洗剤はアルカリ性のものが多いです。しかし、強いアルカリ性の洗剤は、塗装やプラスチック部品を損傷させる可能性があるため、使用後はしっかりとすすぐことが重要です。

★ pHの管理と注意点

1. 適切な希釈
- 洗車用ケミカルは、適切に希釈することで効果を発揮し、車に対するダメージを最小限に抑えます。製品の指示に従い、正しい希釈率を守りましょう。

2. すすぎの重要性
- 洗車後は、必ず十分に水で洗い流すことが重要です。残留するケミカルが車にダメージを与えるのを防ぐためです。特にアルカリ性や酸性の洗剤を使用した場合は、念入りにすすぎましょう。

3. 環境への配慮
- 洗車用ケミカルのpH値は環境にも影響を与えます。可能な限り環境に優しい中性洗剤を使用し、排水を適切に処理することが大切です。

★結論

pH値の理解と適切な製品選びは、洗車の効果を最大限に引き出し、車の美しさを長く保つために不可欠です。酸性、中性、アルカリ性の各洗剤にはそれぞれ特有の用途と効果があり、正しい使い方を守ることで、車をきれいに保ちながら、塗装や部品へのダメージを避けることができます。洗車の際には、pHのバランスを意識して、安全かつ効果的にケミカルを活用しましょう。

西宮市にある(株)ノースサイドでは、洗車のノウハウはもちろんお車を綺麗にすることに特化した洗車、コーテングの施工や商品を販売しております。
関西圏の方はご来店、遠方の方はECサイトから商品をぜひお試し下さい。

一覧に戻る